皆さん、こんにちは。インターンの高橋です。
12月を迎え年末が近づいてきました。一年が過ぎるのは、本当に早すぎですよね。
さてさて、先月は3Dアートイベントを明治大学前と文京区シビックセンターで行いました。多くの皆さんにご参加いただき、写真を撮ってもらいました!皆さん、ちゃんとSNS等でシェアしてくださったでしょうか?(笑)
そして実はこのイベント、毎日新聞を始め、多くのメディアに取り上げられました!
このイベントには、私も準備段階から参加していたので、非常に驚きました。
皆さんも経験があるかと思いますが、準備というのは完成の見た目より4,5倍いや10倍大変で、無事に終わって安心しています。
文京区シビックセンターで準備中のインターン平島さんと川嶋さん。
真剣に写真配置について考えてます!
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■ 一人でも多くの人に足を止めてもらうために
シリア紛争・難民という遠い国の、やや堅い内容を身近に感じてもらうためにはどうすればいいのか。イベントの告知や展示物を作成するにあたり、ポップすぎてもおかしいし、深刻すぎてもダメなので、そのさじ加減がとても難しかったです。
また、当日会場には、難民の人たちが置かれている状況を伝える写真パネルを展示したのですが、展示できる写真の数やストーリーが限られている中で、それらをいかにわかりやすく伝わるように設置するか、また、そうした細かいこともイベントではとても重要であるということを、今回の経験を通して感じました。
通りすがりの人に足を止めてもらい、展示を見てもらう。
これが、いかにハードルが高いことか。
作業は大変でしたが、当日は、写真パネルを真剣に見てくださる方や、紛争前のシリアの写真をみて「行きたかったなー」と話す学生など、たくさんの人にこの問題について関心を持ってもらうことができ、こうした活動を行う意義を再認識しました。
■ 新鮮に聞こえた「お互いさま」という言葉
イベントに来てくださった方との会話は、とても楽しく、また、とても印象に残っています。
中でも、助け合うのは「お互いさまよね」という言葉が、私にはても新鮮に思えました。日常生活のなかでよく聞く言葉ではありますが、シリア紛争に関することで聞くと、とてもシンプルで納得できるワードでした。
平和な(さまざまな解釈があるかとは思いますが・・・)日本では、自分たちも「そうだったかもしれない、そうなるかもしれない」という感覚を持つことは少ないかもしれません。でも、日常生活の問題、国際上での課題も、「お互いさま」という気持ちで、考えていけば、より早く解決へのステップが踏めるような気がします。
明治大学の関係者の皆さま、文京区の関係者の皆さま、そして、当日お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
そしてこれからもシリアのことを、頭の片隅にどうか残しておいてください。
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