こんにちは。インターンの伏木です。
突然ですが、今回は…「子どもの権利」について考えたいと思います!(笑)
昨年ラオスで、子どもの身長・体重を測ったりする身体測定の活動に参加して、
体重を測らなくとも明らかに手足が細く、栄養失調状態にある子どもや
言葉が通じず、視力測定ができない少数民族の子どもたちを目の前にしました。
ラオスでは学童の子どもに栄養失調がしばしば見られますが、子どもの栄養失調は知能の発達にも影響する可能性があり、学校教育を受ける際の集中力や学習能力を低下させるなど、生涯にわたり彼らの人生に影響を残します。
ラオスの学校にいた子どもたち |
通称、「子どもの権利条約」があります。
世界中のすべての子ども(18歳未満)たちがもっている“権利”についての54条の条文があり、大きく4つの柱があります。(ユニセフ子どもの権利条約についてより)
「1 生きる権利」 防げる病気などで命を奪われない、適切な治療を受けられることなど。
「2 育つ権利」 教育を受け、休んだり遊んだりできること。思想の自由が守られ、自分らしく育つことができることなど。
「3 守られる権利」 あらゆる種類の虐待や搾取などから守られること。障がいのある子どもや少数民族の子どもなどは特に守られることなど。
「4 参加する権利」 表現の自由、結社の自由、自由な活動を行ったりできるなど。
視力測定の説明を一生懸命のぞく |
しかし、世界中でこうした子ども達の権利は守られていないのが現状だと、実感しています。
そうした現状を作り出しているのは、大人です。
子どもの権利は子どものための権利ですが、それを守らなくてはならないのは大人です。
例えばあなたが使うスマートフォンには、あなたが着ている衣服には、「児童労働が関係していない」と断言することはできますか…?
きっと“他人事”な話ではないのです。
伏木
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オンライン署名にご参加ください!
★アクションに参加しよう!★
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/drc_201603.html
携帯電話やノートパソコン、カメラに欠かせない資源の一つ、コバルト。
その主要産出国であるコンゴ民主共和国では、
労働者や子どもたちが、日々、過酷な環境でコバルトを採掘しています。
時には命を落とすことさえあります。
コンゴ産コバルトは、何社もの手を経て、
最終的にアップルやマイクロソフト、ソニーなどの製品で使われています。
調達過程で人権侵害がないように努めるのは、
企業はもちろん、企業のある国の責任です。
日本政府が企業を指導するとともに、採掘労働者たちの過酷な労働環境を改善し、
児童労働をなくすためにコンゴ政府を支援するよう、安倍総理大臣に求めてください。
★アクションに参加しよう!★
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/drc_201603.html
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