2016/01/22

インターンは見た…!アムネスティのイベントの裏側。~伏木編~

こんにちは!インターンの伏木です。
インターンをはじめて半分ほど過ぎました。
まだまだ慣れないこともありますが、インターンのみなさん、温かい職員の方々に見守られ楽しく過ごす日々はあっという間です。

そんな中、今回は、先日アムネスティ日本で行われたイベントに参加した時の感想を、お伝えしたいと思います。


12月12日に、(だいぶ前の話になってしまいますが…)アムネスティ日本の東京事務所で国際人権デーの一大イベントが行われていました!

パソコンが並ぶいつものオフィスには、お鍋やたくさんの野菜や…。(?!) そしてたくさんのボランティアの方々、参加者の方がいて、まるで違う場所のよう。 当日も朝早くから準備がはじまり、一日中様々なイベントが行われていました。

その中でも私が印象に残ったのは、 会場に置かれた様々な便箋。飾られた世界各地からの手紙。机の上に積み重なる手紙

死刑囚、松本健次さんに宛てたたくさんの絵葉書
ライティングマラソン」は、12月10日の「世界人権デー」の周辺に一斉に手紙書きを行う、アムネスティ最大の人権イベントです。
マラソンといっても走るわけではなく、手紙書き(ライティング)を長時間にわたって行うことから、この名前が付けられました。

暴力をもちいていないのに、自らの信念や人種、宗教、肌の色などを理由に囚われの身となった人や、不当に投獄されている人たち。手紙やハガキは、そうした刑務所にとらわれている人たちに宛てて、また、そうした囚人たちの釈放を求めて政府関係者に宛てて送ります。

12の国の12人の人びとに手紙を書きました
私は日々インターンのお仕事をする中で、世界中の様々な人権問題を知ります。
表現の自由の侵害、拷問や暴力、女性の権利の問題、死刑の問題…
それはひとつひとつがとても深刻で、私はこうした事実の前で、とても無力な人間に感じます。


ですが、たったひとりの力がたくさん集まれば、それは世界を変える大きな力になります。

逆に考えてみると、世界を変えようとする大きな力は、たったひとりの行動からはじまる。


今も自由を奪われ、苦しんでいるミャンマーの学生に手紙を書きながら、
そんなことをふと考え、自分も励まされた1日でした。

伏木

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