新年早々、シリア難民に関するニュースは後を絶ちません。
パリのテロ事件後、ヨーロッパでの難民受け入れはますます厳しくなっています。
2014年末からアムネスティ日本では、シリア難民を受け入れるキャンペーンを展開しています。
「#OpenToSyriaキャンペーン」と名付けた、このキャンペーンは
シリア難民を多く受け入れ、疲弊した近隣国の負担を世界で分担しよう、というものです。
キャンペーンの様子 |
2015年は、日本でも大きな動きがありました。
「第5次出入国管理基本計画」というものが作られました。
日本という国が、外国籍の人たちとどのように接していくのか、大枠を定めた計画が作られました。
東京オリンピックに向けた対策として、外国人観光客の出入国手続きをどうするか、
技能実習制度をどうするかというだけでなく、難民の保護についての政策も含まれています。
シリア難民をきっかけに、日本で難民の受け入れをどのようにしていくのか。
国民的議論が必要です。
カナダでは、今年2月までに2万5千人のシリア難民を受け入れを予定しています。
私たちの隣に、シリア難民の家族が引っ越してくるとすれば、どういう生活が考えられるのか。
真剣に考える必要があります。
テロ事件以降の難民危機から、日本の基本計画、他国での受け入れ政策について、
岩波書店の「世界」誌に掲載していただきました。
アムネスティ通信拡大版
「積極的平和主義」の矛盾 ― 国際貢献というならば難民の受け入れを
山口 薫
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オンライン署名にご参加ください!
学校へ行きたいと願うすべての少女たちのために。
★アクションに参加しよう!★
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/sIerraleone_201511.html
エボラ出血熱の流行で閉鎖されていた学校が再開する目前の2015年4月、
シエラレオネ政府は「無垢な生徒たちに悪影響だ」として、
妊娠した少女たちの通学を禁止しました。
また、彼女たちが高校や大学への進学、就職に必要な試験を受けてはならないと発表しました。
この通学禁止措置によって、3,000人以上の少女が教育の機会を奪われると言われています。
さらに学校では、妊娠を調べるために、生徒たちが屈辱的な検査を強いられています。
禁止措置を撤回し、学校へ屈辱的な妊娠検査の中止を指示するよう、
シエラレオネの大統領に要請してください。
★アクションに参加しよう!★
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/sIerraleone_201511.html
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