2015/04/17

インターンを始めて~金坂編~

はじめまして!
3月からアムネスティで広報(web配信)のインターンをしています、金坂です。
アムネスティでは、1年ほど前から、こどもネットワーク 、映画祭の活動にボランティアとして参加していました。
今年の3月に大学を卒業し、4月に大学院に入学した、現役の学生です(*^-^)







突然ですが……
こーんな顔されたら、どんな感じがしますか?
(ちなみにわたしの場合、元気だったら笑顔になってもらえるようがんばります!
でも疲れていたら伝染してたぶん同じ顔をしちゃいます…)


普段わたしたちは、読む文字や、聴くことば以外にも、目や耳や指先などからいろいろな情報を読みとって生活しています。


3月まで、わたしは芸術大学で美術史を専攻していました。
絵や彫刻、写真や映画の歴史、ざっくりいうなら”ある種の目のことば”の歴史です。


[写真は19世紀前半のセルビアの子どもたちの写真です。
2年前に行った東ヨーロッパのセルビア、首都ベオグラードにある国立民族博物館にて。
旧ユーゴスラヴィア連邦の構成国・セルビアのあるバルカン半島は、山も海もあり、多くの民族や宗教、様々な文化が息づく地方です。
国立民族博物館では、特に各地のヴァリエーション豊かな民族衣装の展示が見ごたえがありました!]


”ある種の目のことば”、いわゆる「視覚的な表現」からは、いろいろなことを知ることができます。
そして、このことばを使って、わたしたちはいろいろなことを表現したり、伝えることができます。
何かを見つけて、わくわくする気持ち。
ふと心に浮かぶ、きれいだなぁって気持ち、などなど……




[セルビアの第2の都市ノヴィサドの美術館にて。子どもたちが描いた絵です。]


例えば、
友達と、恋人と、あるいは知らない人といっしょに映画を観ていて、
同じ場面で、思わず声を出して笑ったり、
ほろっときてつい涙をこぼして、まずいまずいとあわてて袖でぬぐったら、隣の人も同じことになっているのがふと目に入ったとき、
どんな気持ちがしますか?



隣にいる人との繋がり
スクリーンの向こうにいる人との繋がり
映画を製作する人たちと繋がり。
私は、”ある種の目のことば”について、
時間や距離を越えて人の心を結びつけることができることばだと考えています。


”目のことば”は
文字で表せることばよりもたくさんの受け取り方ができ
時に自分の創造の及びもしない意味の引き出し方もできて、
それが厄介なこともありますが、
文字で表せることとはまた別のことを表現できること、
あるいは自分らしく意味を引き出していけることは
このことばの魅力だと思っています。


4月からは社会学系の大学院で、
拷問や性暴力を受けた後で、内面の状況を言葉で伝えるのが困難な状況にある人たちと視覚伝達の関係について、
研究をしています。






アムネスティの受付に掲示してある
2013年の”ヒロシマ・アピールズ”のポスターです。


顔をあげ、上をあおぐ人。
色はなく、それだけに線の力強さが際立っています。


ポスターのデザインを手がけたのは「サントリー烏龍茶」などのお仕事で有名な葛西薫さんです。
私は、このポスターが大好きです。



これから半年間、お世話になります。
どうぞよろしくお願いします!


……そして、ただいま事務局ではインターンを募集中しています❤
新しいインターンの方とお会いできること、首をながーーーーくして楽しみにしていますd(^^*)
どうぞよろしくお願いします!



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