2015/07/31

今世紀初の~~~!!

いきなりですが、クイズです。


「アムネスティ日本が今世紀に入って初めて達成したものは?」

さぁ、このクイズにお答えできる方は、かなりのアムネスティ通ですよ~。
ヒントは下の写真です。






ご紹介が遅れましたが、私、アムネスティーでファンドレイザーをやっております、シモンといいます。(写真のいちばん右端です!)
さて……もうわかりましたか?


そうです、今日お伝えしたいのは嬉しいニュース!
アムネスティ日本を支援して下さる会員様と定期寄付者様が、今年5月、おかげさまで、8000人を超えました!
 
イェーーーーイ!!! ドンドンドン!!!


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この8000人という数字、実は今世紀に入って初の快挙なのです。
アムネスティ日本の全盛期は、今から約20年前の1990年代後半。
当時は1万人弱の会員がおり、日本でも最大級のNGOでした。
……というより、その当時はNGOという言葉がまだあまり知られておらず、「NGOといえばアムネスティでしょ」と言っていただけるくらい、アムネスティはNGOの草分け的な存在だったようです。


それから、時代が流れました。
NGOの数は当時の10倍以上に増え、その結果としてアムネスティの会員は減り続け(泣)。
しかし、皆様の温かい支えがあり、この2年で会員数は右肩上がりに成長しています。そして、ついに5月、8千人の大台にのることができました♪ 

支援者増加の原動力になっているのは、街頭で行っている街頭キャンペーンです。
その様子は、こちら!



ここでお礼をお伝えさせてください。
街頭でお声掛けさせていただき、お時間をいただいた皆様、本当に有難うございます!
そして、多くの方がアムネスティの仲間になってくださったことは、新規支援者と寄付を増やすことをメインの職務としている私としては、本当に嬉しいことです。
ファンドレイザー、冥利につきます! 


仲間が増えればその分大きなパワーが生まれます。
故田中角栄が言っていたように、「数は力」なのです。


そして……
今後も9000人を超えて1万人、いやそれ以上を目指し、突き進んでいきます!


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ちなみに、「8000人という数を表現しよう」とした結果、最初の写真になりました!
8000に見えますか? 実はすごく苦労したんですよー。
最初は「立っているバージョン」でやったんです。こんな感じで。




でも、出来上がりが↓のようになってしまい……




「8000には見えない!!!!!!!!!!!」と言われてしまいました。
そこで、「座っているバージョン」に切り替えて撮り直しました!



こちらは、座っているバージョン。

そしてそして……
今回、一番ましだった写真が、こちらです!


冒頭のものですね♪


最後にファンドレイザー的な発言でしめますね。
「6人が15分かけてこの写真の出来栄え。。。ROI低っ!!」

まぁ何はともあれ、8000人到達です♪ イエイ!!





★★★”ロマの子どもたちに未来を!” オンラインアクション★★★


「違う民族だから」それだけの理由で、チェコに住むロマの子どもたちは他の子たちと同じような普通の教育を受けることができません。
障がいの有無に関わらず、軽度の知的障がいを持つ子どもたちと同じ学校に通わされたり、ロマだけの学校に入れられたりしています。
このような教育差別は、子どもたちの将来の可能性を奪い、ひいては貧困の連鎖にもつながっています。
現在、アムネスティでは、チェコに住むロマの子どもたちのために、オンラインアクションを行っています。
ロマの子どもたちの未来のため、教育差別はやめるよう、チェコ政府にあなたの声を届けてください。



2015/07/24

パッキングから人権活動?

こんにちは! 職員の小林です。

突然ですが、アムネスティには、オリジナル・グッズやフェアトレード商品などを販売する WEBショップがあるんです。
今日は、商品と、どなたでも気軽に参加していただける梱包ボランティアについて、ご紹介します♪


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まず……こちらは今おすすめの商品のひとつ。
ストップ!児童労働キャンペーンのクリア・ファイルです。




男の子のイラストは、ミッフィーの生みの親ディック・ブルーナさんによるもの。
ファイルの男の子はかわいらしくも見えるけれど、涙を流していて……そう、児童労働の実態はとても深刻です。


2013年の国際労働機関(ILO)の発表によると、世界では1億6800万人、すなわち9人に1人以上の子どもが児童労働者として働いています。
児童労働は子どもたちから教育の機会や自由を奪うだけでなく、心身に取り返しがつかないほどのダメージを与え、時に死に至らしめることもあります。
そして、児童労働の問題は日本に住む私たちと無関係ではありません。
カカオ豆、コーヒーといった日本が輸入に頼る製品の多くは途上国で生産されており、その生産国の多くは児童労働の問題を抱えています。

(詳しくは、こちら!)


学校、職場、あらゆるシーンで使えるA4サイズのファイルは、ご自分用にも、プレゼント用にも最適です。
1枚250円。数量限定ですので、ご注文はお早めに★


また、アムネスティもそのメンバーである児童労働ネットワークでは、子供の権利が保障される社会の実現のため、現在署名アクションを行っています。(7/31まで!)
こちらもどうぞ、よろしくお願いします。

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さてさて……

発送・梱包ボランティアの作業風景。


このwebショップの梱包・出荷作業は、東京・御茶ノ水にある事務所で行っています。
作業には、おかげさまで毎回たくさんのボランティアがお手伝いしてくださっています!
「学校で課題が出て…」
「困っている人たちのために何かしたくて」
「アムネスティのお手伝いがしたくて…」
いろいろなきっかけで参加してくれるボランティアさんたち。
この前は、ちょうどシリア難民のフォト・アクションを行っていたので
アクションにも参加してもらいました^^

シリア難民のためのフォトアクションに参加していただいたときのようす。



人権活動って、”難しそう……”と思いがち。
「関心はあるけれど、実際自分にできることってあるの…?」と思っている方、いませんか?
でも、お買いものを通じて、そして簡単な作業を通じて、
世界で困っている人たちに寄り添うこと、支援することもできるんですよ^^

ボランティアについて、詳しくはこちら


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ほかにも、WEBショップでは、健康にもやさしいオリーヴオイル、贈り物にも最適なかわいらしいパッケージの有機フェアトレードコーヒー、
きれいな色合いのポストカードや、着心地のよいおしゃれなワンピースなどのお取り扱いがございます。

どうぞチェックしてみてくださいね!


アムネスティのWEBショップはこちら





★★★”ロマの子どもたちに未来を!” オンラインアクション★★★

「違う民族だから」それだけの理由で、チェコに住むロマの子どもたちは他の子たちと同じような普通の教育を受けることができません。
障がいの有無に関わらず、軽度の知的障がいを持つ子どもたちと同じ学校に通わされたり、ロマだけの学校に入れられたりしています。
このような教育差別は、子どもたちの将来の可能性を奪い、ひいては貧困の連鎖にもつながっています。
現在、アムネスティでは、チェコに住むロマの子どもたちのために、オンラインアクションを行っています。
ロマの子どもたちの未来のため、教育差別はやめるよう、チェコ政府にあなたの声を届けてください。


2015/07/22

インターンを始めて~真理矢編~

はじめまして。6月から活動担当のインターンをしている真理矢と申します。お見知りおきを…


私がアムネスティのインターンに応募した理由は色々ありますが、結論から書くと、ここでインターンをさせていただいていることを誇りに思っています!
事務所では、その誇りをもって、主に難民・死刑廃止関係のことをやっていますが、それ以外のことにも携わっています。
翻訳、キャンペーンやイベントの準備のあらゆるお手伝い、動画制作などなど、とても多岐にわたる、しかもとても創造的な内容です!
フレンドリーな雰囲気の中で、職員の方々の優しい視線に見守られながら、さまざまなことを学んでいる毎日です。



さて、アムネスティに応募したメインの理由をお伝えするタイミングですが……



法律って何なんでしょうか?
中学校時代から興味を持っていて、いつの間にか国際法を勉強している自分がいました。
国際法といえば、まず国連のような国際機関を思い浮かべるかもしれませんが、国際機関というのは、政治的にとても大きなものを動かす組織ですね。
国を動かす、国の集まりを動かす、というような規模です。

では、国って何なんでしょうか?
政策決定権を持っている政府を意味しているのでしょうか。
あるいは、その国の外にあるメディアで取り上げる、一人歩きをしている「○○国」というイメージでしょうか。それとも、その国に住んでいる人たち?・・

私は結局、国は政府だけではなく、そこに住んでいる人、一人ひとりの集まりだと思っています。
法律も、絶対的な拘束力を持った独立した怪物ではありません。
法律を作るのも、犯すのも、守るのも、人です。紛争を起こすのも、紛争の中で生きるのも、紛争を処理するのも、人です。
文化や言語、育った環境が違っていても、元はと言えば同じプロポーションを持った同じ人間身体を持つ、同じ存在です。

レオナルド・ダ・ヴィンチによる人体図 (C)Luc Viatour



紛争や迫害などを逃れて、家を追われた人々、難民。罪を犯したかもしれないけれど、同じ命を持っている死刑囚。
相手は「国」ではなく、「政府」ではなく、究極のところ「人」なのです。
アムネスティ・インターナショナルは世界的に有名な団体で、政府と一線を画して人権を守っている組織です。自分も同じ「人」であることを忘れず、相手が「人」であることを忘れず、私にも何かできるのではないかと思って、インターンに応募しました。

皆さんも、仲間になりませんか?(^_^)

先ずはご挨拶まで…



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★あなたもアムネスティの活動に参加してみませんか? 東京事務局では、現在コミュニケーション(編集)担当インターンを募集中です♪★

今、世界のどこで、どんな人権問題が起こっているのか。どのような改善が必要なのか。アムネスティの活動を通じ、同じ志を持つ他のインターンと日々刺激し 合いながら、一緒に学びませんか?将来NGOで働きたい方、スキルを活かしたい方など、たくさんの方のご応募をお待ちしています。


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▽アムネスティでのインターンって? 過去のインターンの記事はこちらからお読みいただけます♪




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