2016/02/15

インターンを終えて ~真理矢編~


こんにちは。
インターンの真理矢です。

年を越して、もうが満開の季節になってきましたが、私のインターン生活はこれで終わりを告げました。

長かったような短かったような、とても不思議な感覚です。事務所に来てUA(緊急行動)を要約して、今日は~と担当職員から与えられた課題と向き合う毎日が当たり前のようになって、職員の皆さんも家族のようで、来週からはどうするかと、未来に対する不安を若干感じます(笑)。

色々ありました。外部のイベントに参加したり、事務所でのイベントを準備したり、動画やリーフレットを作ったり、情報を収集したり、翻訳したり、折り紙をやったり…本当に色々です。アフリカの島を消してしまうこと(アフリカの地図を作っていて、いくつかの島を塗りつぶしてしまいました…)や聖人を切ること(聖人の絵が描かれた郵便ハンコのある封筒を切らなければなりませんでした)は普通の毎日ではなかなか出来ない作業でした。

印象に残ったのは、小中高校生に人権のことを何回かお話しする機会がありましたが、それに対するお礼のお手紙の中に、私が伝えようとした「人間はみんな同じだ」という考えがちゃんと伝わったと記されていたことでした。

文化や言語、育った環境や肌の色が違っていても、同じ骨の数を持ち、同じことで悩み、同じく生まれていずれは死んでしまいます。世界には国境があっても、心には国境がないです。それを子どもの時から理解して、実感すれば、世の中が変わるのではないかと、期待しております。


私の活動で何が記憶に残るでしょうか。作って糸でつなげた大量の折り鶴、大量の葉書、イラストレーターの苦難、何回も修正した動画…何でしょう。

意味もないように見えるとても細かい作業から、目の前で直ぐに結果が見える作業まで、実はすべて大きな意味を持つと分かりました。職員、インターン、ボランティア、テレマン、受付の方、このブログの記事を読んでいるあなた、私たちみんなはアムネスティの活動に貢献することで、世界中に起こる人権侵害を阻止し、人の尊厳を守ることに貢献しているのです。

この貴重な経験とアムネスティに関わった誇りを以って、この世をもっと幸せなものに変えるために、これからも頑張りたいと思います。

皆さんも、頑張ってください!



真理矢

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