2016/10/07

フランス・ギリシャで考えたこと

前回に引き続き、キャンペーン担当インターンの平島です。

働き始めて2週間にして、長期のお休みをいただくというわがままをやらかしたのですが、そのお休みの間にフランス・ギリシャに行ってきました!

フランスは大学院の研修で、人間とは何か、という大きなテーマのもと、先史時代の洞窟や近現代の南仏の画家の足跡をたどりました。ギリシャは個人で行ったのですが、クレタ文明やミケーネ文明、そしてアクロポリスなどの古代遺跡を観たり、初期のキリスト教の史跡を訪ねたりしました。

フランス 先史時代の洞窟が点在するLes Eyzies de Tayacの風景

ギリシャ アクアポリス


遺跡をめぐった2週間はまるでタイムトラベルのようでした。この旅でとりわけ感じたのは「人間ってすごい!」ということです。

紀元前17000年のラスコーの壁画の鮮やかさ、ギリシャに残る古代の建築物の荘厳さ。

これらを前にして、人間の心の豊かさを否定することは到底できないと思います。
かつて、先史時代の壁画が発掘され始めた19世紀後半頃からは、「先史時代の未開人にこのようなものが生み出せたはずがない」という思い込みから、その発見を否定する風潮があったようです。しかし、今ではそのような立場は覆されています。

遥か昔から人間がこのようなものを生み出していたことを思うと、すべての人間に価値があるのだなあと実感せざるを得ないのでした。人間人間いっていますが、その人間を取り囲む動物や自然の素晴らしさもまた然り、です。


最後まで読んでくださってありがとうございました!

0 件のコメント:

コメントを投稿