先日、渋谷教育学園高校でのワークショップを担当させていただくという貴重な機会をいただいたので、その様子をお伝えしたいと思います。
前半は若林事務局長による講演。
真剣に聞き入る高校2年生たち |
私の担当クラスでは「女性の権利」、特に「少女の強制結婚」というテーマを取り上げ、生徒たちにディスカッション・発表をしてもらいました。
15歳以下で強制結婚させられる少女は世界中で毎年1,420万人。
地域の慣習であるということや、貧困のためほかに手段が無いということを考えると、「これは女性の人権侵害だ」という結論を押し付けるだけでは解決できない難しさがあると思います。
しかし私が一番の問題だと感じたのは少女たちは幼いころから家庭でも社会全体でも、男児に劣る存在として扱われ、自らを社会の底辺に置くように教え込まれるということです。自分の本当の能力を知る可能性は誰にでも与えられるべきだし、自分の可能性を知った上で何を選択するかは、少女たちに委ねられるべきです。
「慣習」というのは外部の誰かに変えることを押し付けられるよりも、それに不満を持った当事者たちが少しずつ変えていくことが一番自然な形だと私は思います。
これは途上国の少女たちに限った話ではなく、社会や慣習に流されず自分で判断すること、その判断材料としての教育の重要性をあらためて感じました。
今回ワークショップを担当するにあたって、私もこのテーマについて真剣に考えるとても良い機会になりました!
アムネスティのインターンではこのように日々、色々なことを考える貴重なインプットを得られますよ^^
地域の慣習であるということや、貧困のためほかに手段が無いということを考えると、「これは女性の人権侵害だ」という結論を押し付けるだけでは解決できない難しさがあると思います。
しかし私が一番の問題だと感じたのは少女たちは幼いころから家庭でも社会全体でも、男児に劣る存在として扱われ、自らを社会の底辺に置くように教え込まれるということです。自分の本当の能力を知る可能性は誰にでも与えられるべきだし、自分の可能性を知った上で何を選択するかは、少女たちに委ねられるべきです。
「慣習」というのは外部の誰かに変えることを押し付けられるよりも、それに不満を持った当事者たちが少しずつ変えていくことが一番自然な形だと私は思います。
これは途上国の少女たちに限った話ではなく、社会や慣習に流されず自分で判断すること、その判断材料としての教育の重要性をあらためて感じました。
今回ワークショップを担当するにあたって、私もこのテーマについて真剣に考えるとても良い機会になりました!
アムネスティのインターンではこのように日々、色々なことを考える貴重なインプットを得られますよ^^
ワークショップの様子 |
講演終了後に皆でレッドカードアクション |