2016/01/20

寄付する?寄付しない?

こんにちは。アムネスティ職員のシモンです。

何度かこのブログに登場させてもらっていますが、ここで改めて僕の仕事を紹介させてください。

アムネスティの職員としての僕の仕事は「ファンドレイジング」です!


ファンドレイジング??? 何それ? って感じですよね。

簡単に説明すると、NPOやNGO、病院や大学などの為にお金を集める仕事です。
例えば、アメリカのハーバード大学にはファンドレイザー(資金調達担当者)が何十人もいて、大学の授業や研究の為に寄付金を集めています。


ファンドレイジング(Fundraising)とは、民間非営利団体(日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める財源確保のための手段。特に寄付金のみを対象に考える場合もある。
Photo credit: Kalexanderson via Visualhunt / CC BY-NC-ND


世界的に見てトップレベルに裕福な国、日本。

そんな日本だから多くの寄付が集まるだろう、と思う方もいるかもしれませんが、間違いです。
日本の寄付市場は年間約7千億円程度で、この数字は各国と比較するとイギリスの4分の1、アメリカの1割以下という大変低い数字なのです。

日本人はケチ?
これも違うと思います。寄付の仕組み作りやボランティアに対する教育が成熟されていないだけです。つまり寄付やボランティアの文化が発展してない。

そんな中、昨年12月に日本で寄付文化を広げるため、日本史上初の出来事がありました。
それが・・・寄付月間(Giving December)の誕生です。


寄付月間と名付けられた12月には、官民一体となって寄付に関する多くのイベントが行われました。
その中で、海外からあのビル・ゲイツさんを招いて楽天の社長・三木谷さんと対談を行うというスペシャルなイベントがあり、大きな話題になりました。 イベント当日、500人の会場はもちろん満員御礼(私も事前予約しましたが抽選に外れて惜しくも参加できず。。。)

米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(60)
米経済紙フォーブスの米国版長者番付では22年連続1位

ビル・ゲイツさんは言います。

「日本の億万長者はお金を何に使っているのかな?僕たちは子どもの死を減らすことに使うことにした。それが自分にとって価値があるから」

カッコイイじゃないですか!このセリフ!!
僕は億万長者ではないですが、世の中を良くしたいという思いは一緒です。

だから今日も元気にファンドレイジング!

今年もご寄付をよろしくお願いします!!



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オンライン署名にご参加ください!
学校へ行きたいと願うすべての少女たちのために。

★アクションに参加しよう!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/sIerraleone_201511.html


エボラ出血熱の流行で閉鎖されていた学校が再開する目前の2015年4月、
シエラレオネ政府は「無垢な生徒たちに悪影響だ」として、
妊娠した少女たちの通学を禁止しました。
また、彼女たちが高校や大学への進学、就職に必要な試験を受けてはならないと発表しました。

この通学禁止措置によって、3,000人以上の少女が教育の機会を奪われると言われています。
さらに学校では、妊娠を調べるために、生徒たちが屈辱的な検査を強いられています。

禁止措置を撤回し、学校へ屈辱的な妊娠検査の中止を指示するよう、
シエラレオネの大統領に要請してください。

アクションに参加しよう!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/sIerraleone_201511.html


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